インテリア館ミュゼは、有限会社みしょう産業として昭和54年に創業しました。
　社名であるみしょう産業とは美しく装うこと、屋号であるMuséeとは、フランス語の美術館に由来しています。家具はもちろんのこと、カーテンやシャンデリア、ペルシャ絨毯、インテリア小物、絵画、造花、雑貨など、ヨーロッパを中心に世界各国から収集したインテリア美術館という意味で名付けました。
　人生のうち最も長い時間を過ごす場所である自宅という住まいを、心からくつろぐことができる素敵な空間を創りだすお手伝いをさせてくださいませ。
　ときにイタリアの華やかなクラシック・煌びやかなムラノガラス、モダン、フランスのアール・ヌーヴォーにつながりヴィクトリア時代から脈々と受け継がれる貴族の館より受けたアンティーク、歴史の中でわずかな期間のみ花開いた文化よりチェコクリスタルのきらめき・・・世の中の美しきものすべてを織物という小さな世界に芸術へと昇華させ表現したペルシャ絨毯など、素晴らしきものの数々、繊細な日本の四季に美をはぐくんだみなさまの心に届く品々を求めて、これからも世界各地へ赴きたいと思っています。

　2016年に新築した店舗には、天然木ヘリンボーン貼りを施し英国邸宅をイメージするとともに、プライベートガーデンを思わせるガーデンコーナーを石張りにして、大理石のようにモダンな雰囲気を出す小物類のコーナーも作りました。また、天井高を思いきり高く、開放的に感じる空間で、冬季は暖炉の優しき炎と木の香り、暖かな空気の中、クラシック音楽が流れる空間となっております。
　両開きの重厚なドアを開けてください。ホールではペルシャ絨毯と繊細なまでのチェコクリスタルウォールランプやヴィクトリアン時代手描きのステンドグラスが出迎え、内ドアの向こうには、様々な国より取り寄せた品々がお客様の訪れと新しい出会いを待っています。
　ウィンドウを飾るフランス生地であつらえたカーテンはヨーロッパのウィンドウトリートメントをイメージさせるはずです。輸入の生地でしつらえるオーダーカーテンは、ご用意している英国の洋書などから、目標とされるインテリアとイメージに合わせてデザインを打ち合わせながらつくりあげます。カーテンにとどまることなく、オーダーメイドのテーブルクロスやランナーなど繊細な縫製による作品に仕上げることができます。
　また、アンティーク家具では古来より行われる技法を独自の技術に昇華させて仕上げております。古いものだから多少の使いづらさは仕方ないとあきらめる必要はありません。技術力さえあれば、新しい家具と見間違えるレベルの仕上げをすることは可能なのです。
　技術を生かし、アンティーク以外の家具の修理と、ダイニングチェアーを輸入生地に張替えをするご依頼もお受けしております。
　インテリアの総仕上げは、小物や雑貨も必要です。造花のアレンジメントやテーブルコーディネート、アンティーク銀器や陶器、お手入れに必要なもの、輸入ゴブラン生地でしつらえたクッションや日常使いのバッグも常にございます。季節を感じるデザインも多く取り扱いいたしておりますため、四季折々を感じるアイテムとしてご提案できます。

　山口市にある、インテリア館ミュゼへお越しくださいませ。ご来店と新たな出会いをお待ち申し上げます。

取締役社長　大島　かずよ